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記事: ゴルフは続くよどこまでも #20「猫とゴルフ」

ゴルフは続くよどこまでも #20「猫とゴルフ」

ゴルフは続くよどこまでも #20「猫とゴルフ」

猫を飼うことになった。

 

小学生の時に、1年ほど白い猫を飼っていた思い出がある。モコナという名前だった。

 

自宅のパターマットで練習をしていると、必ずやってきてボールにちょっかいを出すので全然練習にならないのだ。

 

でも8歳の私も、モコナが邪魔をしに(遊びに)来るのを想定してパッティング練習を始める。

彼女もいきなりダーッとボールを追ったりしない。

それとなーく近づいてきて、23球は様子を見ている。

ボールがプラスチックのカップに入る「ガコン」という音で彼女のスイッチが入り、猫パンチでボールが戻ってくるのを遮る。

「もう、モコナやめてよ〜」と言うところまでが様式美。

 

あとはボールを追いかけたり、パターマットの真ん中に座り込んだりする猫を「まったくもう」と言いながらニヤニヤして一緒に遊ぶのだ。

遊んでいるんだか、遊ばれてるんだかという感じだが、ゴルフと猫との良い思い出である。

 

小学6年生になって、ポプリという名前の犬を飼った。

ポプリはこちらがパター練習していてもあまり興味を示さなかった。

彼女が好きだったのはもっと大きくてやわらかいぬいぐるみで、ゴルフボールがなつかしの「Newing」だろうが「Maxfli」だろうがお構いなし。

面白くないのでパターマットで練習することもなくなってしまった。

 

練習しないのをペットのせいにするつもりはないが、もしあの時ポプリがボールで遊んでくれていたら、毎日パッティングをしてプロになっていたかも!? なーんて妄想してみる。

 

来月うちに来る猫はまだ名前も決めていないが、彼女がゴルフボールを追いかけてくれるかどうか、今からドキドキわくわくしている。

 

ヒッティ

1987年生まれ。ニュージーランド在住。幼少期からゴルフを始め、一時はプロを目指すも、今なおアマチュアとしてゴルフを愛し続けている。現在のハンデはゼロ以下。日本とニュージーランドで女子ミッドアマ チャンピオンのタイトルを獲るなど、珍道中を邁進中。

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