ゴルフウェアのポロシャツは素材が着心地を左右！各素材の特徴について

■ポリエステルの特徴

我が国で最も多く生産されている化学繊維で、ナイロン・アクリルと同様に三大合成繊維の1つでもあります。化学繊維とは人工的に製作された繊維のことです。スポーツウェアとしては、ポロシャツ・Tシャツ以外にもユニフォーム・スパッツ・ジャージなどにもよく利用されています。つまり、有用かつ有能な素材であるといえるのです。ポリエステル素材の特徴には、以下が挙げられます。

• 水に濡れた場合でもほぼ強度に変化がない
• 熱に対して強い
• 摩耗しにくい
• しわができにくい
• 日光に当たっても変色することが少ない
• 洗濯をしてもあまり伸び縮みすることがない
• 型崩れしにくい

また、ポリエステル素材のポロシャツは通気性・速乾性に優れているので、汗をかいてもさらっとした着心地の状態のままです。ただし、コットン素材のポロシャツと比較すると肌触りが劣るという点が気になる人もいるでしょう。ポリエステル素材に独特のゴワつき・ザラつきがあるため、肌が敏感なのであまり好みではない、という場合もあります。

■コットンの特徴

ポロシャツの素材にはよく利用されている素材の1つです。コットンは軽くて肌触り・着心地がよく伸縮性もあるので、下着・肌着などにも使われています。コットンの主な特徴は以下の3つです。

• 吸水性が高い
• 高い耐久性がある
• 保温性に優れている

汗をかきやすい夏場のゴルフウェアとして向いている素材です。ただし、高い吸水性があるために乾きにくいという特徴もあるため、汗がなかなか乾かず、べたつくことがデメリットといえます。また、コットンは洗濯すると縮みやすいという性質も持っているのです。

このように着心地の点に関しては、肌触りが良く保温性の高いコットンを好む人もいらっしゃいますが、屋外で汗をかくような夏場のゴルフでは、ポリエステル素材のポロシャツの方を選択する人が多いことも考えられます。肌に触れるものなので、好みや体質によっても選び方が変わってくるでしょう。

選び方としてそれほど暑くない季節・場所でゴルフをする場合にはコットン素材のポロシャツを、暑い季節・場所でゴルフをする場合にはポリエステル素材、と使い分けることも1つの方法です。

ゴルフウェアのポロシャツは様々な素材のものも通販で購入できます。購入の際にはどのような素材を使っているポロシャツなのかを確認して、着用する季節や場所なども考慮して選択・購入することが重要です。